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これからはハイブリッドクラウドの時代!Lenovoが提供するAzureStackハイブリッドクラウドプラットフォーム~ThinkAgile SXMシリーズ~

 

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。

本日はレノボ提供するハイブリッドクラウドのプラットフォームである、MicrosoftのAzureStackモデルのThinkAgile SXMをご紹介します。

 

その前にAzureStackのことをご存知でない方に少し概要をご説明しようと思います。

1.AzureStackとは?

一言で言うと、パブリッククラウドのAzureをオンプレミスで実現する!

という内容で済んでしまいますが、実際の意味合いは以下のようになるかと思います。

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まずは一番最初に世の中に出てきたハイブリッドクラウドを実現したプラットフォームであると思います。オンプレミスとクラウドの相互でAzure環境を持つことにより、同一環境間でアプリケーションを実行環境がそろえられるため、クラウドで開発したアプリをそのままオンプレミス側でも実行できるのは大きいですね。

しかしながら、従来の仮想化環境の置き換えで考えてしまうと、機能は実現できますがせっかくのアプリが動く環境も提供されているのに非常に勿体ないと思います。

また、Azureとしてすでに出来上がっている環境を設置することになりますので、DIYでイチから構築するインフラではありません。

また、Azureの環境と整合性を取る必要もあるため、定期的なアップデートが必要となります。システム導入を考える際に5年は塩漬けにするようなことをしません。そのため、通常の社内システムにはあまりオススメしません。

 

2.AzureStackはお客様のデータセンター内のAzure環境

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Azureはパブリッククラウドの環境ですが、AzureStackはAzure同様の環境はラック単位のシステムで購入することができるようになっています。

パブリッククラウド環境であれば、インフラ管理はすべてお任せできますが、逆にクラウドなのでどんなサーバで動いているのかわからないため、本当にパフォーマンスは大丈夫!?と思うことがあると思います。

お客様の要件によっては、AzureStackを購入してお客様自信のポリシーで運用する場合には適しています。

 

3.AzureStackはハイブリッドクラウドプラットフォーム向け

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AzureとAzureStackを合わせて利用すると何かよいのか?

それは、それぞれ同一の開発環境でアプリケーションが実行できるからです。

今までオンプレミスで利用していた仮想環境やアプリをクラウドに移行されて苦労されているお客様の話をよく耳にします。このAzureとAzureStackはほぼ同一環境で構築されていることから、そのまま移行ができるのが一番の特徴です。

またデプロイも同一の方法で可能です。

Azure Resource Managerを使用して、従来のアプリケーションやクラウドネイティブアプリケーション用の再利用可能なアプリケーションテンプレートを構築することも可能であり、Azure Active Directoryでロールベースのアクセス制御を使用して、アプリケーションリソースへのきめ細かなアクセスを可能にします。

AzureStackもAzureと同様に、Linux、Java、PHPなどのオープンソース技術を幅広く選択できます。

 

4.AzureStackのメリット

AzureとAzureStackの違いについて少しコメントしたいと思います。

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主なメリットは上記になります。

今までクラウドにデータを移行しなければならなかったため、セキュリティ面での不安要素が多くありました。それがオンプレミスの環境にあればどうでしょうか?わざわざクラウドにデータを移行することもありませんし、オンプレミスでも同一環境が構築されているのであれば、セキュリティ的には問題ありません。

また、運用・管理については、パブリッククラウドの環境を自らで運用・管理でできることは、既存システムとの連携しやすくなります

パフォーマンスにおいても、クラウド業者の用意したスペックのわからないリソースを利用するよりも、自らが選択したハードウェアリソースで満足するコンピュート環境を構築できます。またネットワーク環境もインターネットを経由しないこともあり、レイテンシ(遅延)も少なくなります。

 

AzureStackの説明はここまでにして、次はLenovoの提供するAzureStackのソリューション(ThinkAgile SXM)をご説明します。

 

5.LenovoのThinkAgile製品について

今回ご紹介するAzureStack製品のThinkAgileSXMは統合ソリューションの位置づけになります。今までブログで紹介してきたNutanixやVMwareの製品のようなアプライアンス製品ではなく、ラック丸ごとご購入する統合システムになります。

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ご購入後にLenovoの工場内で導入したものをそのままラック搭載のまま納品されます。お客様は納品後に設置・ケーブリングを行ったのち、電源を入れることでシステムが動作します。

 

6.ThinkAgileSXMの特長

LenovoのThinkAgile SXMを購入すると何がよいのか?

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ハードウェアとAzureStackの保守の窓口が一本化されます。昨年10月から提供を開始したThinkAgile Advantageのサポートと連携することができます。

ハードウェア管理も既存ソフトウェアのXClarityを利用することもできます。

それ以外に、すでにMicrosoft社との協業実績も多く、AzureStackでの環境も数多く構築して経験豊富です。

 

ハイブリッドクラウド環境をご検討の際は、検討材料の一つにして頂けると幸いです。

 

宜しくお願い致します。