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ハイブリッドクラウド対応、vGPUの強化、RDMA対応~vSphere 6.7アップデート情報~

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。

先週リリースされたvSphere6.7についてアップデート情報をお伝えいたします。

まだインストールしていないことから、画面イメージはお見せできるところはありませんが、Release NoteやUSのサイトを確認していろいろと調査してみました。

 

参考程度までに見ていただければと思います。

詳細情報が出てからまたアップデートできればと思います。

 

1. vSphere 6.7 / vSANの主なアップデート情報

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こちらはVMware社のReleaseNoteから引用してきたものになります。

今回はVMware Cloud on AWSを意識したvCenter Hybrid Linked Modeやパーシステントメモリなどの高速化、NVIDIAのvGPUの強化などが目立つ一方で、HTML5対応が各所で見られるのはかなりアップデートとして大きいと思います。

vSANについては、vRealize Operationsとの統合やWSFCの対応など、かなり機能アップしていて期待できると思います。

 

新しい機能を紹介する前に、一度vSphere6.5とvSphere6.7とのMAXコンフィグの差も合わせて確認してみましょう。

2. vSphere 6.5 / 6.7のおける最大構成の差分について

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各種設定で最大構成は増えていますが、ここで注目したいのは仮想RDMAアダプタでしょうか。仮想マシンあたり1つしか利用できませんが、もし効果が発揮できるようであれば、vMotion時の移行スピードでパフォーマンスを発揮するのは間違いないと思います。

 

それでは、それぞれの機能について説明していきたいと思います。

3. vCenter関連のアップデート

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vCenterについては注意点がいくつかあるようです。

今回でWindows版のvCenterが最後のサポートになるようです。今後はvCenterのアプライアンスに切り替える必要があります。また、vSphereのバージョンアップもアップグレードパスに気をつける必要があります。(VMFSもそうです)

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クライアント関連はHTML5がほとんどのところで対応しているとのことです。(全体の約9割程度)vSANのところでHTML5のイメージを載せてあるサイトがありましたので、URLを載せておきます。

パフォーマンスについても上記のような感じであがっております。

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仮想マシンにおけるセキュリティが細かく設定できるようになりました。ハイブリッドクラウドにも対応しているのは大きいですね。

再起動の回数削減も細かいところでよい点ですね。

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こちらで大きい内容としては、仮想マシン毎にEVCが設定できるところですね。

今まではホスト単位でしか設定できなかった内容でしたら、仮想マシンで設定できることになれば、かなり広範囲でEVCが対応できるようになると思われます。

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こちらの内容ついては、どちらかというとハードウェアよりの対応がほとんどです。GPUもようやくvMotion対応したことが大きく機能アップですが、個人的にはRDMAに関してのアップデートは大きいところです。バンド幅も大きなHCAを導入するだけでなくメモリに直接アクセス可能になったのはなんといってもvMotionに大きな影響を与える内容なので是非との導入したいところですね。

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こちらの内容は主にクラウド関連の機能アップデートになります。VMware Cloud on AWSを意識した機能拡張ですが、vCenterのバージョンが異なっても大丈夫なのは非常に機能として大きいですね。

 

ここまでが主にvSphereに関するところになります。この次はvSAN6.7の機能紹介になります。

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vSANに関しては、vRealize Operationsとの画面統合がありますが、WSFC対応はWindows系のアプリケーションで可用性を求めるお客様には非常にうれしい機能だと思います。

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こちらの内容についてはパフォーマンス向上に関連する話になります。下の項目については、ネットワーク負荷にも関わる話になりますので、非常にありがたい話です。

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そして最後の内容になります。vSANの状態を定期的にチェックして通知する機能は6.5にもありましたが、だいぶ強化されているようです。

こちらは使ってみないとなんともいえませんが。。。

 

もし興味がある機能があれば、試してみるのもいかがでしょうか。

 

宜しくお願い致します。