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vSANのバージョン間の機能差分について~ESXi5.x EOL対策~

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。

本日は久しぶりにvSphereとvSANに関係するお話をしたいと思います。

vSphereに関してお話についてですが、すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、実はESXi 5.xのEOLが近くなっています。以下の図を見て頂ければ一目瞭然ですが、ESXi5.0/5.1についてはTechnical Guidanceが2018/8/24で終了し、ESXi 5.5についてはGeneral Supportが2018/9/19で終了します。今からこちらの対策をされる方はそれほど多くないと思われますが、もしまだご存じでない方早めの対策をお願いします。

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ESX5.5を現在導入されている方は導入当初はvSANなどは機能面も含めて導入検討に至らなかったかと思います。今回ESXi 5.5からリプレースする場合は、仮想環境の規模にもよりますが、vSANを導入することもアリかと思います。

その前にESXi6.5以上にアップデートすることのメリットにも少し触れておきたいと思います。

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ESX6.5以降にすることでのメリットは何と言ってもパフォーマンスの強化です。もちろんハードウェアのリプレースすることで速くなることはもちろんですが、ハイパーバイザーもパフォーマンスが上がります。それに加えて暗号化対応でセキュリティ面やAPI対応で柔軟な運用が実現できています。

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次に挙げるメリットとしては、Predictive DRSなどのリソースの状況によりワークロードの利用方法を変化させることやProactive HAなどのアプリケーションレベルでも無停止を実現できるような機能がサポートしてきているからです。(vSANでは対応していないものもあります)

そのため、リプレースをきっかけでバージョンアップの恩恵を受けることがありますが、可能であればバージョンアップはリプレースする前でもやる意味は十分にあると思われます。

ではここからは、vSANの機能差分についてお話したいと思います。

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上図でvSAN 5.5/ vSAN 6.6/ vSAN 6.7のそれぞれについて機能対応についてまとめています。vSAN5.5の時代は単なるストレージとして機能しかありませんでした。今の機能対応から考えると当時に導入することのリスクはこれを見てわかると思います。

2016年の後半にvSAN 6.6が登場して、機能も強化されて多くのユーザが飛びついたと思われますが、WWで約50万社のVMwareのお客様から見て、導入済みはわずか14,000社程度(Nutanixはもうすぐ1万社)なので、HCIはまだまだこれからだと思いますので、どんどん提案していきましょう。

 

vSAN6.6で重複排除・圧縮、イレージャーコーディング、ストレッチクラスタなどの機能がサポート(オールフラッシュのみの機能もあります)しております。HTML5の対応についてもvSAN6.6で対応していますが、一部の機能でサポートしていなかったため、従来型のGUIを利用するシーンもありましたので、vSAN6.7になってからはかなりの使い勝手は上がっています。vSphere 6.7からはクラウド対応にもなってきているので、ハイブリッド環境(AWS)で利用できるようにもなっているので、利用シーンが広がってきているので、今からであれば最新版で導入するのも悪くないでしょう。

 

よろしくお願いします。