LTN Blog 〜 Lenovo Technology Network 〜

レノボのソリューション・サーバー製品に関する技術情報、お役立ち情報をお届けします

Nutanix Guest Toolsについて

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。

本日はNutanix Guest Tools(以下NGTと省略させて頂きます)のお話をしたいと思います。

 

VMwareなどをご利用されている方は(VMware Tools)ご存知かと思いますが、同様の機能でサービスとモジュールのセットです。

こちらを利用することにより、Nutanixの中で様々な機能を利用できるようになり、仮想マシンの管理性を向上させることができ、ユーザーとのシームレスなやりとりができるようになります。

f:id:t_komiya:20181110163040p:plain

NGTの機能については主に5つあります。

  • Nutanixゲストエージェント(NGA)サービス
  • ファイルレベルリストア用のCLIの提供
  • Nutanix VMモビリティドライバの提供
  • Windows VM用のVSSリクエスタとハードウェアプロバイダ
  • Linux VM用のアプリケーション一貫性のあるスナップショット

NGTをインストールして、CVMと通信できるようにして、機能を連携できるようにします。

VMのスナップショットからセルフサービスのリカバリ(ファイルレベルの復元とも呼ばれます)機能により、仮想マシン管理者の介入を最小限に抑えてNutanixデータ保護スナップショットからセルフサービス回復を実行できます。NGTを有効にして、VMにログインしてゲストVM管理者がディスクを接続すると、ゲストVM管理者はゲストOS内のファイルを回復できます。ゲストのVM管理者がディスクの切り離しに失敗した場合、24時間後に自動的にVMから切り離されます。

ESXiとAHV間のVMマイグレーションのためのドライバ、インプレースハイパーバイザ変換、およびクロスハイパーバイザディザスタリカバリ(CHDR)機能を提供することによってサポートします。NGTをインストールすることにより、クロスハイパーバイザディザスタリカバリ(CHDR)は、スナップショットからVMの保護、スナップショットの作成、スナップショットの複製、およびVMの復旧という保護ドメインを使用することにより、あるハイパーバイザから別のハイパーバイザへのVMの移行(ESXiからAHV、AHVからAHVへの移行)できるようになります。

AHVまたはESXi Windows VMのアプリケーション一貫性のあるスナップショットを有効にします。NGTがVMにインストールされる前に作成されたハイパーバイザベースのスナップショットからNGTを実行しているVMが復元されると、VMはNGTなしで復元されます。

仮想マシン静止時に特定のスクリプトを 実行することによってLinux仮想マシンのアプリケーション整合のスナップショットをサポートします。WindowsとLinuxのNGT対応の詳細については以下をご参照ください。

f:id:t_komiya:20181110171419p:plain

Nutanixゲストツールの要件と制限

NGTを使用するすべての機能は、次の要件を満たす必要があります

一般的な要件と制限

  • 仮想IPアドレスはNutanixクラスタで設定する必要があります。クラスタの仮想IPアドレスが変更されると、 クラスタ内で実行されているすべてのNGTインスタンスが影響を受けます。
  • VMにはISOを添付するための空のIDE CD-ROMスロットが少なくとも1つ必要。
  • NGT-Controller VMサービスと通信するには、ポート2074を開いておく必要があります。
  • ハイパーバイザー:ESXi 5.1以降のリリース、AHV(20160215以降のバージョン)
  • VMはクラスタの仮想IPアドレスを使用してアクセスできるネットワークに接続する必要があります。
  • Windows Server版VMの場合、NGTのインストールを開始する前にMicrosoft VSSサービスが有効になっていること。
  • VM IQNを変更し、NGTのリフレッシュサイクル(現状5分)が発生する前に、VMのスナップショットを作成すると、 スナップショット操作がVM-VG接続をキャプチャできないため、NGTは自動復元機能を提供できません。 この問題を回避するには、Linux VMで$ sudo service ngt_guest_agent restartコマンドを実行し、Windows VMのサービスタブでNGTを更新することでnutanixゲストエージェントサービスを手動で再起動できます。
  • PowershellのパスはNGTのインストール環境で利用できる必要があります。それ以外の場合、NGTのインストールは失敗します。
  • Linuxオペレーティングシステムの場合、NGTは/ usr / localにインストールされます。したがって、ユーザーにこの場所に対する書き込み権限があることを確認する必要があります。

オペレーティングシステムが特定の機能に対してサポートされているかどうかを確認するには、特定のNGT機能について、サポートされているオペレーティングシステム情報を参照。

その他の制限については以下に掲載しておきます。

f:id:t_komiya:20181110171742p:plain

Nutanix導入後は仮想マシンにNGTの導入を忘れずにお願いします。

よろしくお願いします。