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IoTエッジやマイクロデータセンターの展開や運用を容易にする「Project Dimension」について

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日は今年のVMworldやvForumでも話題となりました「Project Dimension」について少しお話したいと思います。(今回の情報はインターネット上の公開情報+α程度のもので、詳細な説明は追ってさせて頂きたいと思います。

こちらのProject Dimensionですが、vSphereのHCIベースのコンピュートシステムとIoTエッジ/マイクロデータセンターの設置や運用を代行するサービスになります。これだけ聞くと大規模のシステムが必要になると思われますが、通常の3台のvSANのシステムから展開できるような、シンプルな構成で実現できます。

Project Domensionの説明を行う前に、まずはVMwareが提供するハイブリッドクラウドについて軽く説明したいと思います。

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VMwareのクラウドのビジョンは従来型のプライベートクラウドと今回東京リージョンも開設したAWSとのハイブリットクラウドまででしたが、2018年になり大きく異なってきたのがエッジコンピューティングにフォーカスが当たってきたことです。2020年を見据えたオリンピックなどで高解像度のビデオ画像のリアルタイムのAI連携をはじめととしたエッジとクラウド・データセンターでは対応できないものが多くなってきている。そのために高速なネットワーク接続なども必要となるわけですが、エッジまでの伝送スピードも携帯の5Gなどの出現により広帯域のネットワークが出来上がるもの実現する一つのきっかけになります。

また、これらの構成を一つずつ手作りして提供するのではなく、サービスとして提供することにより、少しでも迅速なサービス展開(エッジ側にもコンピュートノードを設置)できるものを考えており、それらを一括で稼働状況も含めて管理できるようなものを考慮されております。現状提供予定しているベンダーとしてLenovoとDELL EMCの2社を予定しています。基本構成としては、VCF(VMware Cloud Foundation)が採用されることになります。

 

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 ここで、エッジコンピューティングに必要な環境についてお話したいと思います。今までハイブリッドクラウドということで、オンプレミスのデータセンター・サービスプロバイダーやパブリッククラウドなどが挙げられますが、今回初めて登場するエッジについてもう細かく見ると、エッジコンピューティングはそれぞれの業種で異なる用途利用されます。製造業などで生産された商品データや小売業などでは、商品の売り上げデータなど様々なデータが日々生み出されます。俊敏なビジネスの変化ついていくために膨大なデータの活用をハイブリッドクラウド環境で利用する場合に、今まで通りにエッジ側の設備投資などでお金と時間をかける必要があるのでしょうか。

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それらの生み出されたデータは膨大なデータとなり、分析することでリアルタイムの意思決定に必要なデータとして利用され、今後のビジネスの継続性にもつながりますf:id:t_komiya:20181223170411p:plain

このような構成が5Gのネットワークのインフラが整った場合にどのようになると思いますか?エッジ側で生成されるデータをオンプレのデータセンターやパブリッククラウドなどに転送しても遅延なども含めて問題ないような インフラが出来上がります。そのときに、ハイブリッドクラウドは場所では一つのビジネスケースとして取れることができ、ビジネスの変化にも柔軟に対応できるようになります。

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ここでProject Dimensionの概要をお話したいと思います。ハイブリッドクラウド側を管理するVMwareとして、VCFのプラットフォームを利用します。ハイブリッドクラウドのコントロールプレーンとして、ゼロタッチプロビジョニングやローリングアップグレードなどの柔軟な管理とポリシー決め・セキュリティなども含まれております。VMware Cloudから各IoTのエッジのサイトに接続しデータの収集・連携を行います。

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今回レノボがProject DimensionでVMwareと提供する部分についてですが、データセンター部分で提供されるハイパーコンバージドアプライアンスが対象になります。これだけならほかのメーカーでもできるのではと思いますが、実はエッジサイトからのデータの連携する部分においてもレノボが開発する部分があります。こちらの詳細は公開可能になった段階でお話させて頂きたいと思います。

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イメージとしてこんな感じになると思います。データセンターの設備でエッジ側のそれぞれにサイトにおける規模を選択し、SLAを設定しそれぞれの拠点にポリシーを配信します。

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設定された情報を元に各拠点からVMware Cloud上の管理サーバにデータの収集を行います。これを実現するプラットフォームがすなわちProject Dimensionになります。

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提供するコンポーネントはこのようなイメージになると思います。ここでポイントになるのは、エッジ側のネットワークのプロビジョニングで利用されるのは、SD-WANソリューションになるVelocloudになります。Velocloudを利用することで1クリックでエッジ側のネットワーク情報を生成および配信までを実現し、VMware Cloudのネットワークを簡素化するソリューションとして利用されます。(物理スイッチは冗長化である必要は無いようです)

 

参考までに見て頂けれると幸いです。

 

よろしくお願い致します。