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レノボのソリューション・サーバー製品に関する技術情報、お役立ち情報をお届けします

異なるハイパーバイザー間のDR(Cross Hypervisor DR)について学んでみよう

 
皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日は異なるハイパーバイザー間のDR機能のCross Hypervisor DRをご紹介したいと思います。そもそも異なるハイパーバイザーでDRをするのはなんで?かと思う方もいらっしゃるかと思いますが、ハイパーバイザーの移行時はもちろんのこと、インフラ管理を複雑さの軽減、システム全体のコスト削減、そして動作させるワークロードの要件によってリモートオフィスの環境などを変えていく必要があります。
 
まずは、Cross Hypervisor DRの詳細に入る前に、リモート環境に少しお話したいと思います。
1.リモートオフィスでの課題について

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リモートオフィスを設備を構築する際に、データセンターと同様なシステムを組んでしまうとインフラそのものが複雑することもありますが、そもそもリモート拠点に運用を熟知したエンジニアを配置することはコスト的に難しいです。また、誰でも運用できるようなものでなければ意味がありません。それに動作させるワークロードなどの要件もあり、データセンターと同様のスペックで構成することは難しいケースがあります。
しかしながら、Nutanixを利用することで、少しでもその問題を解決することができます。
2.小規模構成の問題点やWAN回線の問題点をNutanixが解決

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リモートオフィスでの環境で問題となることは、まずシステム構成とWANの回線などに関する内容です。リモートの拠点では基本的に小規模構成でシステムを組まれることが多くなります。2台くらい小規模も組まれることを考えると、先日ご紹介したWitness VMなどを構成してシステムを組むことがあります。Nutanixでは1台のWitnessサーバーで複数拠点の管理も可能になります。先日の記事は以下にリンクをつけておきます。
また、WANについて要件も完全同期のソリューションでなければ、WAN回線の速度やレイテンシなどの要件も厳しいものはございません。そのため、DRの要件がある場合はNutanixソリューションを考えてみるのは良いかと思います。
 
3.データ保護におけるリモート・ブランチオフィスでのフルスタックソリューション

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Nutanixにおけるデータ保護を考えるにあたり、クラウドを利用するケースもありますが、オンプレミスを前提で考えた場合、Nutanixの機能を利用したスナップショットを利用することが考えらます。このケースの場合に運用面やコスト面そして、ワークロードを踏まえた場合にどのようなソリューションが一番良いのかというと、Cross Hypervisor DRが選ばれることがあります。
4.Cross Hypervisor DR (CH-DR)について

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異なるハイパーバイザー(Cross Hypervisor)間のDRについてですが、Nutanixでなければできない機能ではありません。実際にはZerto社のソフトウェアでもESXi ~ Hyper-V間の異なるハイパーバイザーでのDR環境を提供できるプラットフォームはすでにあります。Nutanixはそれを追加コストがかけることがなく実現することができます。(ESXi ~ AHV もしくは AHV ~ ESXi)
これを実現することにより、例えばエッジに近いお客様がESXiでしか認定されていないアプリケーションを利用してシステムをESXiで導入した場合、他の拠点でのハイパーバイザーまで同一のものにしなければいけないかというお話です。データの保護だけがしっかりできていれば、別に異なるハイパーバイザーでも問題ないと考えます

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その時に異機種間のDRプラットフォームを利用することでシステムが効率化することもあります。このように柔軟にプラットフォームを選択することでシステム運用を簡素化することができます。
【CH-DRはデータの保護は行いますが、異なるハイパーバイザーになるため、動的なワークロードの移行(vMotionなど)はサポートしていません】
5.Cross Hypervisor DR (CH-DR)の詳細

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Cross Hypervisorディザスタリカバリ(CH-DR)は、VMの保護、スナップショットの作成、スナップショットの複製、およびその後のVMのリカバリーの保護ドメイン・セマンティクスを使用することによって、ある ハイパーバイザーから別のハイパーバイザー(ESXi から AHV もしくは AHV から ESXi)に仮想マシンを 移行する機能を提供します。スナップショットから。これらの操作を実行するには、すべてのVMにNGTをインストールして設定する必要があります。NGTは、VMの移植性に必要なすべてのドライバを使用してVMを構成します。ソースVMを準備 したら、それらを別のハイパーバイザータイプでリカバリできます。

 

Cross Hypervisorディザスタリカバリ(CH-DR)を利用時の注意点は上記のほかに2点あります。

複数のSCSIディスクをオンラインにする

マルチパス用のデバイスのブラックリスト

 

6.複数のSCSIディスクをオンラインにする

復旧後に複数のSCSIディスクをオンラインにする方法について説明します。

WindowsではSANポリシーによって、新しく検出されたディスクをオンラインにするかオフラインにするか、および読み取り/書き込みにするか読み取り専用にするかを決定します。SANポリシーが正しく構成されていない場合は、起動ディスクのみがオンラインになります。

ディスクがオフラインになると、パーティションまたはボリュームは使用できなくなり、ドライブ文字は割り当てられません。したがって、ディスクをオンラインにする必要があります。

複数のSCSIディスクを使用してVMを復旧すると非ブートディスクはWindowsに接続されずに表示されます。リカバリ後にこれらのディスクをオンラインにする必要があります。(手順は以下のイメージをご参照下さい)

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7.マルチパス用のデバイスのブラックリスト

SCSIデバイスでマルチパスが有効になっていて、fstabにデバイス名が含まれていると/dev/sd*、VMをESXiからAHVに移行するときにVMが起動せず、次のようなメッセージが表示されます。e2fsckを使用中のデバイス/ dev / sd *は続行できません 表示されています。

VMを起動するには、fstabの名前を持つSCSIデバイスをマルチパスからブラックリストに登録する必要があります。 これを実現するには、コンソールでメンテナンスモードに入り、次の手順を実行します。

1.ルートファイルシステムをルート(rw)としてマウント

$ mount / -o rw,remount

2.multipath.confファイルに次の行を追加して、問題の原因となっているデバイスをブラックリストに登録

blacklist{

devnode "^sd[a-z]"

}

3.VMを再起動します。

 

以上、よろしくお願い致します。

 

NutanixのAffinityポリシーとADS(Acropolis Distributed Scheduling)について

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日はNutanixにおけるAffinityポリシーと過去にも紹介したADSについてお話したいと思います。

Nutanixのイメージは1クリックですべて設定するため、ポリシーについては標準のものをすべて利用するという感じに思われますが、Affinityポリシーもちゃんと設定することで、各アプリケーション間でのルールを決めることができ、運用も楽にすることができます。今日はAffinityポリシーの設定についても一度ご紹介したいと考えております。

 

1. Affinity Policy for AHV

Acropolisの管理対象クラスターの管理者として、AHVクラスター上の仮想 マシンのスケジューリングポリシーを指定できます。これらのポリシーを定義することで、クラスタ内のホスト上の仮想マシンの配置を制御できます。

これらのポリシーを定義することで、クラスタ内のホスト上の仮想マシンの 配置を制御できます。 2種類のアフィニティポリシーを定義できます。以下の内容を紹介します。

  • VMホストアフィニティポリシー
  • VM-VMアンチアフィニティポリシー
  • アフィニティルールの制限

2. VMホストアフィニティポリシー

VMホストアフィニティポリシーはVMの配置を制御します。このポリシーを使用して選択したVMがアフィニティホストリストのメンバー上でのみ実行できるように指定できます。

このポリシーは、ユーザーがVMの電源を投入したとき、またはVMを移​​行したときに、VMをどこにホストできるかを確認して適用します。

 

注意:

  • VMホストアフィニティポリシーを適用することを選択した場合、アフィニティポリシーの要件に適合しないホストに 仮想マシンをパワーオンまたは移行できないように、Acropolis HAおよびAcropolis Distributed Sc​​heduling(ADS)が 制限されます。この方針は強制的に施行されているため。
  • VMホストのアンチアフィニティポリシーはサポートされていません。
  • 以前のAOSリリースでは、ホストアフィニティ設定で構成されたVMはVMが新しいクラスターに移行されてもこれらの 設定を保持します。通常、これらのVMの電源を入れようとしても失敗しました。このようなVMは、CBRに対応して いない(バックアップとリカバリが可能)、保護されていない、保護ドメイン操作の一部として移行されていないなどのタグが付けられました。このVMタイプを選択すると、Webコンソールのメッセージが表示されます。このVMは バックアップとリカバリに対応していません。
    考えられる理由:VMとホストのアフィニティが設定されている。

VMの作成またはアップデート操作中にPrismを使用して、VMとホストのアフィニティポリシーを定義可能

3. VM-VMアンチアフィニティポリシー

このポリシーを使用して仮想マシン間の非アフィニティを指定できます。VM-VMのアンチ アフィニティポリシーでは、1台のホストで問題が発生したときに両方の仮想マシンを 失うことがないように、指定された仮想マシンを区別します。しかし、これは優先的な方針です。 このポリシーは、リソースの制約が発生した場合にAcropolisの動的スケジューリング(ADS)機能が必要な措置を講じることを制限するものではありません。

注意:

  • 現時点では、aCLIを使用してのみVM-VMのアンチアフィニティポリシーを定義できます
  • VM-VMアフィニティポリシーはサポートされていません
  • アフィニティポリシーが設定された仮想マシンのクローンが作成されている場合、ポリシーはクローン作成された 仮想マシンに自動的には適用されません。ただし、VMがDRスナップショットから復元されると、ポリシーは自動的にVMに適用されます

4. アフィニティルールの制限

  • ホストがクラスタから削除されても、ホストUUIDはVMのホストアフィニティリストから削除されません。
  • 予約ホスト方式を使用してHAが構成されているクラスタでは、VMホストアフィニティを構成できません。
  • 電源がオンになっているVMのVMホストアフィニティをPrismから削除することはできません。acliコマンドを使用してこの操作を実行できます。vm.affinity_unset vm_list

 

ここで、Affinityルールの設定をPrismの画面とacliで紹介したいと思います。

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Nutanixのクラスタで1ホスト内でExchangeとSQLが動作している場合に、これらを同時に1ホストで動かさない設定(AntiAffinity)を設定したいと思います。

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まずは、ExchangeのVMにおいて、Affinity設定を行います。VMのメニューからUpdateを選択して、Set Affinityをクリックして、動作するホストを選択します。

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同様にSQLのVMについても同様の設定を行います。

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ここで、一度SQL VMのマイグレーション設定を確認します。マイグレーションをクリックすると青い枠に注意書きがあり、先ほど設定したAffinityルールが適応されていることが確認できます。その後マイグレーションできるホストに関しても自動で移行する設定とホストA/Bが表示されています。

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ここで、acliを利用してAntiAffinityの設定を行います。SSHでCVMにログインして設定します。以下は一例を記載します。

nutanix@NTNX-*******-A-CVM:~$ acli

<acropolis> vm_group.create SQL_Exch

<acropolis> vm_group.add_vms SQL_Exch vm_list=SQL,Exchange

<acropolis> vm_group.antiaffinity_set SQL_Exch

こちらを設定後にPrismの画面をしばらく見ていると、AntiAffinityを設定された条件でSQL VMがホストBにマイグレーションされることがわかります。

ここで、タスク画面にADS: Remove Resource Contentionと表示されます。

リソースの競合を排除するという話ですが、ここでADSの話をしたいと思います。

5. Acropolis Distributed Scheduler (ADS)

Acropolisの管理対象クラスターでは、Acropolisの動的スケジューリング(ADS)機能により、 一定期間にわたるコンピューティングおよび/またはストレージのI/Oの競合またはホット スポットについてクラスターを予防的に監視します。問題が検出された場合は、移行計画が 作成されて実行され、VMをあるホストから別のホストに移行することで、クラスタ内の ホットスポットが排除されます。この機能は現在進行中の競合のみを検出します。これらの タスクは、Prism Webコンソールのタスクダッシュボードから監視できます。VMリンクを クリックして、移行先(AHVホストへの)移行パスを含む移行情報を表示できます。

ADS機能のその他の利点は次のとおりです。

  • この機能は、VM構成に応じてVMの初期配置も改善します
  • アクロポリスのブロックサービス機能は、外部から見えるiSCSIターゲットのセッションのバランスをとるためにADS機能を使用します。

デフォルトではこの機能は有効になっています。Nutanixではこの機能を有効にしておくことを推奨しています。 ただし、aCLIを使用してこの機能を無効にすることができます。この機能を無効にしても、競合やホットスポットのチェックはバックグラウンドで実行され、何らかの異常が検出された場合は、3回目の通知後に[アラート]ダッシュ ボードにアラートが表示されます。ただし、これらの競合を解決するためのADS機能による処理はありません。マニュアルで修正措置を取る必要があります。

6. Acropolis動的スケジューリングの要件と制限

  • すべてのホストがAOS 5.0以降で実行していること
  • iSCSIターゲットは空のエンティティとして表示されます。ただし、iSCSIターゲットで何らかの操作が行われると、関連するメッセージが[タスク]ダッシュボードに表示されます。
  • 問題が検出され、ADSがその問題を解決できない場合(たとえば、CPUまたはストレージリソースが 限られているため)、移行計画は失敗する可能性があります。このような場合、アラートが 生成されます。Prism Webコンソールの[アラート] ダッシュボードからこれらのアラートを監視し、 必要な修正措置を取る必要があります。
  • ホスト、ファームウェア、またはAOSのアップグレードが進行中で、リソースの競合が発生した場合、アップグレード期間中はリソースの競合の再調整は行われません。

Acropolis動的スケジューリングを無効にする

次の手順を実行してADS機能を無効にします。ADS機能を無効にすること推奨していません

1.SSHセッションクラスター内のコントローラーVMにログインしacliアクセスします

2.ADS機能を無効にします

acli> ads.update enable = false

Acropolis動的スケジューリングの有効化

ADS機能を無効状態で機能を有効にしたい場合は、次の手順を実行してください

1.SSHセッションからクラスター内のコントローラーVMにログインし、acliアクセスします

2.ADS機能を有効にします

acli> ads.update enable = true

 

最後にADSの概念図についてイメージを掲載します。

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参考までに見て頂ければと思います。

以上、よろしくお願い致します。

Nutanix のデータ保護について(その2)

 

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日は先週に引き続いてNutanixのデータ保護に関してについてご紹介します。
先週の内容は保護ドメインやスナップショットのお話ですが、今回の内容はデータ保護の方式についてです。(画像は一部Nutanix様の資料から拝借させて頂いております)
 
最新のライセンス情報の更新も合わせて記事を記載致しますので、以前の記事を購読した人も再度読んで頂けると幸いです。
 
1.データ保護の方式について

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一般的にデータの保護は前回お話したスナップショットなどのほかにDR意識したデータ保護もあります。NutanixにおいてもDRを意識したデータの保護がございます。
こちらのイメージはサイト間でのレプリケーションでデータ保護行う方式について説明しています。詳細の説明は以降のスライドで説明します。

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すべてのサイトがアクティブトラフィックをサポートする必要がある環境では、複数のサイト間で仮想マシンの複製をミラーリングする機能が必要です。2サイトの例を挙げてみます。サイト2は、サイト1で実行されている選択されたワークロードのターゲットとして使用されます。同時に、サイト1は サイト2で実行されている指定ワークロードのデータ保護ターゲットとして機能します。どちらの場所にもアイドルリソースはありません。両方の場所でストレージ、コンピューティング、およびネット ワーキングリソースを利用することは、将来のデータ災害の発生を見越してサーバーがアイドル状態にあるという従来のデータ保護の考え方よりも大きなメリットです。

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別のシナリオでは、複数のリモートロケーションを持つ1つの中央サイトがあるかもしれません。ティア1のワークロードがサイト1で実行され、サイト2と3がリモートバックアップロケーションとして機能する例を考えてみると、サイト1のワークロードを2箇所と3箇所の両方に複製できます。データ障害が発生した場合、保護されたワークロードは、仮想マシン全体の可用性を高めるために、必要なレプリケーションサイトのいずれかで開始できます。

1対多トポロジは、サイト間の帯域幅を最適化するように設計することもできます。たとえば、サイト1と3の間で 利用できるワイドエリアネットワーク(WAN)の帯域幅が、サイト1と2の間の帯域幅よりも大きいとします (サイト1と2は同じ都市にあり、サイト3は全国にあります)。この場合、帯域幅を節約してパフォーマンスを向上させるために、サイト1で実行されているサイズの大きい仮想マシンがサイト2に複製されるように複製 スケジュールを設定できます。同様に、小規模の仮想マシンはサイト3にバックアップされ、帯域幅の狭いリソースをより有効に活用できます。

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たとえば、ハブスポークアーキテクチャでは、サイト1と2で実行されているワークロードを中央 サイト3に複製できます。単一サイトへの複製の集中化により、地理的に分散した環境の運用効率が 向上します。リモートオフィスとブランチオフィス(ROBO)は、多対1トポロジーの従来型の ユースケースです。

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このトポロジーは最も柔軟な設定を可能にします。ここで、IT部門はアプリケーションとサービスのレベルの継続性を保証するために最大限の制御と柔軟性を持っています。

2.データ保護のダッシュボード

データ保護のダッシュボードには、クラスター内のデータ保護の構成に関する動的に更新された情報が表示されます。ダッシュボードでの表示画面も含めて以下のイメージを紹介いたします。

・ビューセレクタ

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・ページセレクタ

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テーブルビューでは、リモートサイトと保護ドメインはページあたり10個表示されます。リストに10項目を超える項目がある場合は、合計ページ数と現在のページのページ数とともに、左右のページング矢印が右側に表示されます。

・テーブルの内容をエクスポート

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テーブルビューでは、歯車のアイコンをクリックしてCSVまたはJSON形式のいずれかのファイルにテーブル情報をエクスポートすることができます。プルダウンメニューから[Export CSV]または[Export JSON]を選択します。

・テーブルの内容を検索

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テーブルビューでは、検索フィールドに文字列を入力してテーブル内の特定のコンテンツを検索できます

3.Metro Availability Witness Option

Metro Availability構成にWitnessを追加することもできます。「Witness」とは、Metro Availabilityの設定状態を監視する特別な仮想マシンです。Witnessは別の障害ドメインに常駐し、Metro Availabilityサイト間のネットワーク障害とサイト障害を区別できる外部ビューを提供します。Witnessの目的は、サイトの障害やサイト間のネットワーク障害が発生した場合にフェールオーバーを自動化することです。Witnessの主な機能は次のとおりです。(現状はESXiのみをサポート

  • サイトまたはサイト間のネットワークに障害が発生した場合にフェイルオーバーを決定する
  • (たとえば)WAN障害のために両方のサイトで同じストレージコンテナーがアクティブに なっているスプリットブレイン状態を回避する
  • 単一のストレージまたはネットワークドメインで障害が発生した場合の処理
Metro Availability 障害プロセス(Witnessなし)

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プライマリサイトの障害(Metroストレージコンテナーが現在アクティブなサイト)またはサイト間のリンクがオフラインになった場合、Nutanix管理者はMetro Availabilityを手動で無効にしてリモートのターゲットストレージコンテナーを昇格する必要があります(または現在の)サイトをアクティブに します。

セカンダリサイトとの通信に障害が発生した場合(サイトの停止またはサイト間のネットワークリンクの停止による)、Metro Availabilityは設定に応じて次のいずれかを実行します(自動または手動)。

Metro Availability 障害プロセス(Witness

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Witnessを追加すると、サイトの機能停止やネットワーク障害が発生した場合にMetro Availabilityを 無効にしてストレージコンテナを昇格させるプロセスが完全に自動化されます。Witness機能は障害が発生した場合にのみ使用されます。つまり、Witness障害自体はどちらのサイトで実行されている仮想マシンにも影響しません。

Metro Availability 運用モード

Witnessを追加した後、3つのMetro Availability操作モード(Witnessモード(新)、自動再開モード、手動モード)から選択できます。障害シナリオに対するMetro Availabilityの応答は、選択されている 動作モードによって異なります。次の表に、動作シナリオに基づく障害シナリオと応答動作を詳しく 示します。

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Witnessの要件

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Witnessを設定する際には、いくつかの要件があります。

  • Witness VMには(少なくとも)以下の要件があります。
   2つのvCPU
   6 GBのメモリ
   25 GBのストレージ
  • Witness VMは個別の障害ドメインに存在する必要があります。これは、各Metro Availabilityサイトからの独立した電源およびネットワーク接続を意味します。Witness VMは3番目の物理 サイトに配置することをお勧めします。 このサイトでは、単一障害点を回避するために、サイト1と サイト2への専用ネットワーク接続が必要です。
  • Metro Witnessとの通信はポートTCP 9440を介して行われるため、Witnessを使用するMetroクラスタ上の コントローラVMに対してこのポートを開く必要があります。
  • 各Metro AvailabilityサイトとWitness VM間のネットワーク 遅延は、200ミリ秒未満でなければなりません。
  • Witness VMは、サポートされている任意のハイパー バイザーに常駐することができ、NutanixまたはNutanix以外のハードウェアのどちらでも実行できます。
  • 1つのWitness VMに複数の(異なる)Metroクラスタペアを 登録できますが、クラスタペアあたり50のWitnessed Metro 保護ドメインという制限があります。
 
以上がNutanixのデータ保護に関する説明になります。
 
よろしくお願いします。
 
 
 
 
 

Nutanix のデータ保護について(その1)

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日はNutanixのデータ保護に関してについてご紹介します。

昨年データ保護については記事を記載しておりますが、詳細な点については記載していなかったため、今回は2回に分けて内容をお伝えしたいと思います。(画像は一部Nutanix様の資料から拝借させて頂いております)

昨年掲載した記事はこちらになります。

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Nutanixのデータ保護について覚えてみよう~Metro Availability と Near Syncの違いについて~

https://blog.lenovojp.com/entry/2018/06/09/105913

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1.Site Failover Operations

サイトがフェイルオーバーした時のオペレーションのことを考えてみましょう。

まず、スナップショットとレプリケーションのスケジュールを設定した後で、あるサイトから別のサイトにフェイルオーバーする必要があるかもしれません。 3つのフェイルオーバーシナリオが可能です。

 

計画的フェイルオーバー

両方のサイトが稼働していて、その構成が正しく機能することをテストしたい場合、または1次サイトの計画的保守またはサイト拡張の前にフェイルオーバーします

災害時フェイルオーバー

プライマリサイトが停止したときのフェイルオーバー

フェイルバック:

システム停止を解決してプライマリサイトに戻したい場合に、復旧サイトから計画的フェイルオーバーを開始します

 

(詳細は説明は文字数の関係で画像の中に記載させて頂きます) 

 

2.計画的なフェイルオーバーもしくはフェイルバック

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3.災害時フェイルオーバー/保護ドメインの変更

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4.保護ドメインのガイドライン f:id:t_komiya:20190526172645p:plain

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5.VMセントリックのデータ保護

AOSは、ネイティブのオンサイトバックアップと、オフサイトバックアップおよびディザスタリカバリ用のリモートレプリケーションの両方に統合データ保護ソリューションを提供します。

これらの機能は、スナップショットがソースVMと同じクラスターに格納されるタイムストリームと、スナップショットがクラスター間で非同期に複製されるサイト間レプリケーションの2つのユースケースで使用できます。

VMのスナップショットはクラッシュコンシステントです。つまり、VMDKのオンディスクイメージは一時点で一貫性を保っています。つまり、スナップショットはVMがクラッシュしたかのようにディスク上のデータを表します。状況によっては、スナップショットもアプリケーションと整合性があります。

つまり、スナップショットの時点でアプリケーションデータが静止します。アプリケーション整合性のあるスナップショットは、ESXiハイパーバイザーによってホストされているVMにインストールできる一連のユーティリティであるVMware Toolsを介して適用されます。この機能はVSSを起動してVM用のアプリケーション整合性のあるスナップショットを作成します。これは単一のVMを持つ整合性グループに限定されます。

スナップショットは、定義されたスケジュールまたは必要に応じて作成できます。作成されたすべてのスナップショットは有効期限に関連付けられており、有効期限が過ぎるとNutanixクラスタは自動的にスナップショットを削除します。重要ではないVMファイル(スワップファイルやログファイルなど)はスナップショットに含まれません。

6.データ保護の概念

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データ保護に関してはこちらのような概念があります。それぞれに関しての説明について、説明したいと思います。(文字数が多くなるため、画面イメージに文字も記載致します)

・保護ドメイン

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保護ドメインについては非同期DRとMetroAvailabilityの2種類でドメインが存在することを覚えて頂ければと思います。

・整合性グループ(Consistency Group)

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データ保護を行う上で重要なのは、スナップショットを取ったデータが整合性を保っていることが重要です。リストア後に整合性が保った状態に戻すのはアプリケーション次第ではあるが、クラッシュコンシステントのバックアップで停電後でも仮想マシンの電源入れている状態に戻せるようにしておきましょう。仮想マシンには必ずNGT(Nutanix Guest Tools)を入れておきましょう。

・スナップショット

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スナップショットについては、特に説明する内容はほとんどないので、画面イメージを載せておきます。

・タイムストリーム

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タイムストリームについても、スナップショットと同様のお話ですので、画面イメージを掲載のみです。

・リモートサイト

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リモートサイトへバックアップを複製することになり舞うsが、通常はオンプレミス上の別ロケーションというイメージが強いですが、Nutanixではパブリッククラウドにもレプリケーションを指定することができます。(現在はXi Leapも利用可能です)

・レプリケーション

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レプリケーションについては、1つもしくは複数サイトにレプリカを作成することができます。注意事項としては、マルチサイトで複製取る場合には、ライセンスのエディションにご注意下さい。(Ultimateが必要になります)

・スケジュール

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スケジューリングについては、非同期DRについては間隔が短い場合はNear Syncになりますので、その場合は仕様も含めて確認してから設定してください。

 

本日のデータ保護の説明は以上とさせて頂きます。

次回は、複製の方式についてご説明したいと思います。

 

よろしくお願い致します。

 

 

Nutanixが提供するオブジェクトストレージ ~Nutanix Bucketsの紹介~(その2)

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日はNutanixが提供しているオブジェクトストレージサービスのBucketsを紹介します。

先週に引き続き第二弾としてBucketsのアーキテクチャをお話しますが、.NEXT 2019の内容も一部反映してお伝えしたいと思います。

前回のブログ:

https://blog.lenovojp.com/entry/2019/05/11/041218

1.Nutanix Bucketsについて

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前回の記事でNutanixがすべてのワークロードに対応したとの話をしておりますが、今回.NEXT 2019でもお話がありました Nutanix MineについてもオブジェクトストレージのBucketsが関係してきます。(Nutanix Mineは今後お話できるようになりましたが、掲載したいと思います)

今までのNutanixはどちらかというと構造化されたデータを保存するストレージとして利用されていましたが、今後は非構造化されたデータも格納できるような要件にも対応していきます。その背景には前回も紹介しましたが、ビッグデータやIoTなどの普及などが挙げられます。

では、オブジェクトがどのようなユースケースで利用されるものなのかをご説明したいと思います。

2.ユースケースごとの機能

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 主なユースケースはこちらになります。DevOps環境においては、クラウドで利用されることが多いことから、S3のAPIをベースにデータをやり取りを行います。またデータについても、IDで管理されているものをHTTPベースでやり取りすることから非常に開発がシンプルで、ヘッダ上に検索に必要な情報を載せることによりデータを引き出せます。パフォーマンスについても、最初の1バイト目のアクセスまでの時間も早くなっています。

また、オブジェクトストレージは長期保存にも優れており容量さえあれば無限にスナップショットが取れるストレージです。一度書き込みを行ったら、読み込みは何度もできるWORM機能にも対応しているためセキュリティにも優れており、またアメリカのセキュリティ基準にも満たしています。

3.なぜNutanix Bucketsが良いのかf:id:t_komiya:20190519132302p:plain

オブジェクトストレージが他社にもありますが、なぜNutanixのBucketsが良いのかをお話したいと思います。

オブジェクトストレージは、以下のようなところに特徴があります。

・大容量ストレージ

・スケーラブルに保存が可能なバックアップ

・レガシーストレージよりもスケーラビリティ

・オンラインのオブジェクトストレージサービス

・データ解析

これらの機能に合わせてNutanixがBucketsが良いところは、Nutanixの機能の一部として利用できること。1クリックで簡単な操作ができることなどが挙げられます。

オブジェクトストレージ専用でNutanix Bucketsを利用することは、あまり得策ではないと思いますが、様々なワークロードを動かしている中で、オブジェクトストレージもNutanixで動かすことができますと考えると、非常にお得な機能であると思います。

また、エコシステムについても数多く揃ってくる予定があります。

当初はVeeamのバックアップソフトウェアがBucketsに対応して、その後HYCU(日本にはまだ参入してきていないが、Nutanixのバックアップソフトウェアとしては有名)があります。CommvaultやVeritasなども今後対応予定となっているようです。

4.Nutanix Bucketsのアーキテクチャ

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Nutanix Bucketsのアーキテクチャですが、前回もお話致しましたがマイクロサービスとして提供されます。BucketsのワークロードがK8sのコンテナ上で動作して、CVMと連携することで、メタデータを格納するようになります。K8s上で動作するマイクロサービスのアプリケーションがスケーラブルなグローバルネームスペースを提供して、名前解決を行います。分析機能もこちらのサービスで行います。

他のオブジェクトストレージでも提供している圧縮機能やイレージャーコーディング機能はCVM(Cassandra)の方で実装されます。

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K8sで提供されるサービスではスライドにあるようなものが提供されます。通常のコントローラ機能に加えて、メタデータサービスでデータに検索できるキーを付加してHTTPSのヘッダから検索できるようにしています。またAtlasで監査を行いメンテナンス及びライフサイクルの管理を行います。

BucketsのアーキテクチャはNutanix Bibleにも記載があります。

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Nutanix Bucketsはデータパスを一元化します。通常のファイル読み出しの場合、対象のデータの検索を行いグループの中で見つけてからデータを読み出すようにしているため非常に時間がかかります。オブジェクトストレージは検索するデータに関する情報をHTTPのヘッダに載せてアクセスさせることからほぼダイレクトにデータにアクセスできるようになります。もちろん、こちらはアプリケーション側で呼び出されるパスを埋め込む必要がありますが、逆に引き出せるようにメタデータ管理しているのがオブジェクトストレージの特徴であると覚えて頂ければと思います。

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クラウドでも利用されるオブジェクトストレージは、もちろん耐障害性もあります。ノード障害があった場合にもチェックサムから復元するべきデータを復旧できるようになっています。これはNutanixそのものも同様な機能をCassandraで実現しているため、Nutanix Bucketsにおいても同様な機能はサポートします。

同様にイレージャーコーディングもサポートしています。

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Nutanix Bucketsはセキュリティに観点で3つの機能(認証、承認、暗号化)をサポートします。また、従来のNutanixのストレージ機能と連携して、スケーラブルな機能と圧縮・イレージャーコーディングなどの容量最適化などの機能もサポートしています。

検索機能を強化するために、キーを付加して対象ファイルへのアクセスは早くしています。

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今回Nutanix Bucketsの機能を紹介しましたが、大容量ストレージ基盤を形成する上で必要不可欠は機能を提供するのがNutanix Bucketsであるということを覚えて頂きたいことと、Nutanixを駆使するとすべてのワークロードを統合できるようになるため、今後は目が離せなくなると思います。

 

是非Nutanix Bucketsを導入してワークロードの統合をご検討頂ければと思います。

 

よろしくお願い致します。

Nutanix .NEXT 2019 (その4)

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日は2019年5月7~9日の日程でアナハイムで開催中のNutanix .NEXT 2019の2日目のキーノートセッションでの内容(今回は第4編)をお伝えしたいと思います。(タイトル名で速報は削除しました)

なお、2日目の写真は正面からの撮影はできなかったため、左方向から撮影しています。

 

2日目のキーノートは以下の点についての内容となっています。

・Xi IoT

・Era

・Xi Leap

 

1.Xi IoTについて

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スピーカーはVPでIoTとAIの責任者のSatyamが登場。世の中の動きとして仮想マシンやExhcnageなどのアプリケーションがかつてはワークロードの大半を占めていたが、今後の動きとして、KubernatesやTensorflowなどのコンテナやAIなどの基盤で大きく利用されるとの説明。

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f:id:t_komiya:20190512232939j:plainコンテナが多く利用される背景としては、アプリケーションのアーキテクチャの変化があります。モノリシックなものからマイクロサービス化し、クラウドの環境の7割はマイクロサービスに変わっていくことになるとのことだそうです。

またデータのトラフィックに関してもIoTの総容量がクラウドに比べて、大きく上回るという予想になるとのこと。

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データの考え方も変わってくるとのことで、ミッションクリティカルなワークロードとインフラストラクチャというのも新しい定義に変わるとのこと。IoTの世界では、存在するものすべてをデジタル化することでエッジ側PaaSで提供される新しい世代のアプリケーションで地球規模のオペレーションが必要になってきます。

事例として取り上げていたのは、COMPASS Groupでは50か国以上で55,000以上のロケーションで1年間で55億食がオーダーされるため、これらのデータを分析するのにIoTを利用して素早く対応することが必要になってきます。(画像がいくつかありましたがキャラクタなどの関係でアップロードは致しません)

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Xi IoT クラスタインスタンスでIoTを実現するにはどうするのか?ということのお話で、Xi IoT PaaSがNutanixを利用してホスト化あれ、アプリケーションがデータを書き込みするとクラウドインスタンスもしくはエッジ側で処理されます。

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NutanixのIoT環境を利用した事例として、deepmatic社のビジュアルプロセスオートメーションが紹介されていました。

収集されたデータをXI IoTで処理させる際にXi IoT App Libraryを利用してエッジ側での処理を行っているとのこと。(詳細内容は割愛します)

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XI IoT Sensorなどをスマホのアプリから実行してカメラで撮影した物体がどのような動きをしているのかを判別するようなものをデモしていました。このようなものを利用して、IoTを使いながらAIの要素も取り入れながらエッジコンピューティングを行っていくようなことが今後必要になっていきます。

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ハイブリッド環境でXi IoTのプラットフォームを利用してうまくビジネスを回していきましょうとのこと。http://nutanix.com/iot にアクセスしてみましょう。

 

2.Eraについて

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Eraについては以前こちらのブログでも説明にしていますが、今回は新機能についても紹介されていたので、その部分を紹介したいと思います。

データベース運用をワンクリック操作と自動化、複雑なコピーデータ管理を簡素化するソリューションNutanix Eraのご紹介

https://blog.lenovojp.com/entry/2018/12/20/161544

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今回の新機能として、PostgresSQLのHA, SQL Server AAG (Al\waysOn Availability Group), MySQL SIの対応とRBACの対応になります。

今回は新機能のデモも含めて実演がございました。データベースのプロビジョニングが簡素化と任意のポイントへのリストアを実現する最適なプラットフォームです。

 

3.Xi Leapについて

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Xi Leapに関しての説明ですが、Nutanixにおいてクラウドに求められる要素として、以下のような内容がございます。

・Seamless Extension 【シームレスな拡張】

・Identical Operation 【(オンプレミスと)同様なオペレーション】

・One Click Services 【ワンクリックで提供可能なサービス】

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ハイブリッド環境でも1クリックでペアリングができ統合管理がされており、ネットワークもそのまま拡張できることが望ましいものだと考えている。

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ハイブリッドの環境でポリシーの適用やデータも合わせて同期(レプリケーション)できるような環境が実現するべきものであると考えており、今後Xi Leapの展開も拡大していくことになります。(スライドはかなりページ数ありますが、省略させて頂きます)

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Xi Leapの対応として、マルチハイパーバイザーのサポート、ワンクリックでの簡素化(VPNのビルトイン)、リージョンの拡大が挙げられます。

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ハイパーバイザーについては、今まではAHVのみの対応でしたが、今回ESXiも対象になります。

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こちらがビルトインのVPN機能のスライドになりますが、それ以外にもワンクリックでのテスト・フェイルオーバー、フェイルバックの紹介もしていました。

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最後のリージョンの拡大についてですが、今後日本でも利用できるとのことです。(現時点ではスケジュールは未定)

 

今年の年末くらいには今回のリリースされた内容が日本でもお目見えして、真のハイブリッドクラウドをNutanixで実現してみてはいかがでしょうか。

 

よろしくお願い致します。

Nutanixが提供するオブジェクトストレージ ~Nutanix Bucketsの紹介~(その1)

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日はNutanixが提供しているオブジェクトストレージサービスのBucketsを紹介します。

こちらの内容ですが、以前にもこちらのブログで紹介していますが、内容が変更されているため、もう一度アップデートの意味で投稿しています。

以前の記事は以下のURLをご参照ください。

Nutanixのオブジェクトストレージのアーキテクチャについて - LTN Blog 〜 Lenovo Technology Network 〜

1.オブジェクトストレージの必要性について

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技術の進化に伴い、スマートデバイス、センサー、ヘルスケアアプリケーション、カメラ、ボディカメラ、およびその他のデバイスによって収集されたデータは指数関数的に増加データを管理するために使用する方法も、データの保存、取得、処理が必要となる規模と速度の急激な増加に対応するために進化しています。

モノのインターネット(IoT)の継続的な進歩により、オブジェクトストレージは、マシン生成型でペタバイト規模の、継続的に増大するデータセットを迅速に格納および取得するための最良の方法の1つとして広く採用されるようになった

1.オブジェクトは本質的に不変であり、長期保存に理想的

2.オブジェクトのバージョン管理は変更を許可しますが、古いデータはそのまま残します(スナップショットのようなものです) 

3.オブジェクトストレージは容量に最適化されています。CPU/メモリ/フラッシュに関する制限された要件 ->高密度でコスト最適化されたプラットフォームを可能にします

4.丈夫でアクセスしやすい3rdプラットフォームのバックアップ(3-2-1 バックアップ)

5.複数拠点コラボレーションのためのグローバルネームスペース

6.標準のS3プロトコルで[ビルド] -> [テスト] -> [デプロイ] -> [スケール]を有効にします

 

2.ブロック、ファイル、オブジェクトの違い

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ここでオブジェクトストレージの本来の定義をお話したいと思います。

そもそもオブジェクトストレージは、ファイルまたはブロックストレージとは異なり、オブジェクトストレージアーキテクチャモデルはデータを非構造化方式でオブジェクトとして扱います。このデータは、センサーデータ、写真、ログ、ビデオなど、どのような種類でもかまいません。

非構造化データは、ディレクトリ構造や従来のブロックを含まないフラットな階層構造に編成されたデータです。

このタイプのストレージアーキテクチャは、データを処理するときのアクセス性と速度が向上しています。これは、フォーマットの複数層によってもたらされる複雑さとオーバーヘッドを排除するためです。

各オブジェクトは、データ、そのメタデータ、およびオブジェクトを識別するために使用される固有のキーを含みます。

オブジェクトストレージで使用されるメタデータは、それが記述するオブジェクトに関するきめ細かい情報を含み、ライフサイクルの任意の時点でオブジェクトを管理および操作するときに柔軟性と制御性が向上するため、リッチメタデータと見なされます。ファイルシステムやリレーショナルデータベースなどの他のストレージソリューションには通常、より高レベルのメタデータがあり、そのデータを使用する高レベルアプリケーションでデータに関するコンテキスト情報の追加処理が行われます。

3.Nutanix Bucketsについて

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Nutanix Bucketsでは、すべてがオブジェクト中心であり、オブジェクトのニーズを満たすために非常に柔軟になっています。

オブジェクトはバケット内に格納します。バケットは、何十億ものオブジェクトを格納できるストレージコンテナです。

これらのオブジェクトにアクセスするには、PUT、GET、DELETEなどの単純なHTTP REST API呼び出しを使用します。

Nutanix Bucketsは、AmazonのSimple Storage Service API(S3 API)と互換性があります。S3 APIは、広く知られており、AWSのアプリケーション以外で広く使用されています。

Nutanixは、このAPIをアクセスプロトコルとして採用し、Nutanixバケットに移行するときに既存のコードを変更する必要がほとんどないかまったくない、使い慣れたインターフェイスを開発者に提供します。

さらに、Bucketsにより、Nutanixプラットフォームのユーザは、高度にスケーラブルなハイパーコンバージドアーキテクチャの上に非構造化データを格納および管理できます。

クラウドホステッドソリューションと比較すると、このオンプレミスモデルは、オブジェクトの保存に関連するコストをより一貫した方法で管理し、それらのオブジェクトの場所に関する透明性を高めます。

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Nutanix Bucketsの特徴として、シンプルなアーキテクチャでかつセキュアな環境を提供します。また、Nutanixの特徴でもあるスケールアウトにも対応しています。

NutanixのAOSの機能をフルに活用できるように、容量効率のも優れた機能を持ち、自己修復機能もサポートしています。

4.Nutanix Bucketsのアーキテクチャについて

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先にもお話したようにNutanix BucketsはS3APIをサポートし、単一のグローバルネームスペースをサポートします。オブジェクトストレージを形成する部分については、K8Sベースのマイクロサービスで提供します。以前ご説明したオブジェクトストレージはOVSの仮想マシンが入っていましたが、今回はコンテナ化することで、とてもメモリ容量も小さくできるようなサービスで実現します。

 

 

次回のブログでアーキテクチャに触れていきたいと思います。

 

よろしくお願い致します。

 

Nutanix .NEXT 2019 速報(その3)

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日は2019年5月7~9日の日程でアナハイムで開催中のNutanix .NEXT 2019のキーノートセッションでの内容(今回は第3編)をお伝えしたいと思います。

 

1.Xi Cloud サービスの追加とハイパーコンバージングクラウドへ

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Xi Cloudサービスの追加としてTest Driveが新規リリースとなっております。

対応している内容としては以下のものになりますが、追って内容を紹介したいと思います。

 

①包括的なNutanixの機能
②GCPネイティブ
③エクスペリエンスXi Leap DR

 

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今まではオンプレミスだけに使っていたハイパーコンバージドという言葉でしたが、今回からハイパーコンバージドクラウドという名称で利用することになります。インフラをクラウドを含めて1クリックでデプロイを実現できたりします。

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オンプレの時にハイパーコンバージドと言っていたのは、コンピュート・ストレージ・ネットワーク・セキュリティなどを1つにまとめて管理することやData Mobility/App Mobilityの言葉の定義のように、仮想マシンなどをvMotionのようにホスト間でデータが途切れることなく移動できるようなことやアプリケーションを停止することなく移動することを考えられてきました。これを今後はクラウド間でも実現できるようにすることがハイパーコンバージドクラウドの意味でもあります。


2.クラウド間のApp Mobilityの実現

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今までのマルチクラウド環境において、オンプレからクラウド環境への移行は難しいものでした。実際にクラウドに移行したのちやはりクラウド側での環境は適さない場合に再度オンプレミスに移行する場合は、クラウドへの移行以上に難しくなっていたり、料金もかさむことがあったりします。

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それを解決するために、今回対応したものが、(App Mobilityを備えた)Nutanix Moveになります。こちらはCalmを利用して導入することになりますが、現状対応しているクラウドベンダーがAWSのみとなっております。f:id:t_komiya:20190509171438j:plain

こちらがCalmのBlueprintになりますが、WebサーバーやDBサーバーがAWSにデプロイされています。これをMoveを利用することで、クラウドからオンプレミスへのデータのマイグレーションが可能となります。f:id:t_komiya:20190509182518j:plain また、こちらはBeamを利用することでコストを可視化することができ、最適なクラウド環境を導き出すことができます。この結果を先ほどのMoveで移動させてしまうことで最終的にApp Mobilityも意識したハイパーコンバージドクラウド環境が作れるということになります。

 

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現状のNutanixのハイパーコンバージドにおけるLocationとそのFootprintにおける対応についてはオンプレミスまでどどまっておりますが、今後はオンプレミスという環境が必ずお客様の環境である必要はないということが、先ほどのTestDriveの話であり、今回のTest DriveはGCP(Google Cloud Platform)内にオンプレミス的な環境を作ってしまいましょうということです。

 

ここで、GCPに関しては、昨年のロンドンでDR環境のNutanixが構築できる話がありましたが、今回はGCPだけにとどまらないのが、今回の.NEXTになります。

3.Nutanix on AWSの発表について

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今回の発表として、Nutanix on AWSの対応がその大きな発表の一つになります。

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こちらについては、AWSのEC2上にベアメタルのNutanix環境を作ることができます。VMware 社のVMware Cloud on AWSと構成は似ており、vSANの意味合いではストレッチクラスタに同様のことができます。(NSXなどを構成することはない)

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特徴としては2つあり、シームレスは拡張として、ネットワーク環境はAWS Directコネクトを利用するか既存のVPCを利用して接続することができます。AWSを今まで通り利用している人はそのままの状態で利用できます。

もう一つは容量はオンデマンドで拡張できます。実際のデモにおいては、オンプレミスで構築したVDI環境をオンプレ上で拡張することはしないで、AWS上のNutanixでクラスタのノードを追加して、あたかもオンプレのように増設することができるようなものを実演しておりました。

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そのほかにも、セキュリティをそのまま適用したConsistent Securityや開発用のワークロード向けにS3のストレージを拡張することもできるHibernateなどの紹介もありクラウドをうまく活用した使い方の紹介もありました。

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また、AWSを利用しているユーザーが常にオンラインにしておくと課金されることが気になることがあります。そこで、通常はオンラインにすることなく、構成をResumeしておく機能やEC2のパブリックで利用している環境に直接アプリケーションのモビリティをサポートする機能も今回提供できるようになっています。

4.Nutanix のEnterpise Cloud Platform

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今回の様々な発表により、NutanixのEnterprise Cloud Platformが変わってきます。

Extended Cloudの項目が今回追加されて、Nutanixが実行する環境はオンプレミスだけでなくXI Cloud以外のクラウド環境にも展開されています。Nutanixはどこに行っても使えますということがそろそろ言える時期が来たということになります。また、実行するアプリケーションについてもApp MobilityをGCPやAWSにも展開できるようなことになったことから、Nutanixが逆に標準プラットフォームとして導入しても悪くないような感じに思えた今回の.NEXTの発表内容だと思いました。

 

ご参考までに読んで頂ければと思います。

 

よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 


 

 

Nutanix .NEXT 2019 速報(その2)

 
皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日は2019年5月7~9日の日程でアナハイムで開催中のNutanix .NEXT 2019のキーノートセッションでの内容(今回は第2編)をお伝えしたいと思います。
 
1.プラットフォームにHPE社の追加

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登壇したのはHPE社のPhil Davis氏。今回のHPE社のプラットフォーム追加のメリットは何かという質問で、HPEのプラットフォームの信頼性やGreenLakeをベースとした、従量制課金での提供が挙げられます。Nutanixを提供していく上で、今後はオンプレ・オフプレをトータルで同一料金体系でできることのメリットをコメントしている。
2.プラットフォームのさらなる高速化

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AOS5.11になり、システムの大容量化やプラットフォームの柔軟性に対応するために、様々な点で高速化のためにシステムを改良しています。

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一つには、AES(Autonomous Extent Store)を導入することで、自律型のストレージにすることにより、従来のオールフラッシュ環境よりも最大2倍程度高速化を実現します。
.クラウドまでインビジブルに

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今までのNutanixはプライベートクラウドの環境をインビジブルにすることで運用を簡素化してきましたが、今後はクラウドにもフォーカスを当てて1クリック化進めていきます。

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Prism Pro : Ops
Calm : Automation
Files: Unstructured Data
Flow: Security
Era: Database Services
Xi Services: Cloud Services
上記のサービスを様々なロケーションやソリューションに対応することで、最大の価値の提供やお客様への最高の満足が提供できるようになります。今回Nutanixの各ソリューションにおける機能強化により、それが実現することができるようになります。
Nutanix Core / Essentialsについて

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様々な機能が今までに機能強化してきましたが、今後も引き続き強化を続けていきます。AHVの導入の割合については、最新調査で40%になっています。最新のテクノロジーの対応としては、SAP HANAへの対応やOracle, PostgreSQLなどの対応(Era)だけでなく、データレークやAIなども挙げられます。それ以外にもMEDITECHへの対応などが最近のトレンドとして増えてきています。

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また、コンテナ(Karbon)の対応などもあります。コンテナについてはDockerベースでの対応で当初考えられていたのが、kubernateベースに変わったことによりロードマップを急遽変えなければならない話がありましたが、こちらのソリューションを対応することにより、Nutanixのソリューションをマイクロサービスでの提供ができるようになりプロビジョニングが5分で終了し、自動化されたコンテナ環境ができる上に、統合管理を実現します。

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Filesについては、従来のファイルサーバー機能に加えて、分析機能がTechPreviewでサポートしました。こちらにより、特定ユーザーのファイルアクセスなどのユーザー監査機能のサポート、ファイルの使用期間なども確認することができるようになっております。

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オブジェクトストレージについてはS3準拠のAPIをサポートしており、現状でも12ノードで1PBを提供できるようなプラットフォームが提供可能です。
5Mine

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今回の新規機能の一つにMineがあります。この機能はクラウドにおけるデータマネージメントを提供する機能になります。はじめはバックアップソフトウェアのVeeamとタイアップして1クリックでのデータ管理を実現します。製品で例えると、Cohesityのようなセカンダリストレージに近いものになります。この機能の開発には約1年の期間を要しています。これを利用することでアーカイブ機能なども提供できるようになり、Nutanixの中に格納されているすべてのデータを有効利用することができます。

.自律型データセンターの実現  

f:id:t_komiya:20190509073020j:plain今後データセンターに求められるもの、それは自動化よりも自律化になります。自動車なので、目的地まで自動的に移動して戻ってくるというものが出来上がっているように、データセンターでも自律型のソリューションが必要となってきております。ボトルネックになる前にまず手を打っておかなければならないこともあると思います。以前こちらのブログでも紹介したテレメトリ―などはその内容の一つだと思います。

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それをNutanixでは、Calm/Flow + Beam Compliance/Prism Proのセットで実現します。
こちらのブログでも紹介しましたが、Beamではマルチクラウド上での最適化やガバナンスを管理するソリューションです。Flowで設定したセキュリティポリシーに準拠しない仮想マシンなどを可視化したり、必要に応じて隔離するなどの対策を施すことができます。(デモもありました) 

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FlowベースでのEpochの可視化もできるようになっています。ADの統合もできていますし、開発環境から本番環境への移行にポリシー変更で移行できます。

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もう一つの利用シーンとして、例えばデータベースを利用していてバッチ処理でリソースが高くなり、明らかにデータベースのリソースを追加しなければならないケースでPrism Proiでオペレーションの自動化として、X-Playが最新のAOSから対応できるようになっています。アプリケーションの監視も行うながら、トラブル対応も行う自律型のシステムにより、管理者がもっと楽になるようなシステムを提供できるようになりました。 

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その3の内容でクラウド関連の内容をお伝えしたいと思います。
 
よろしくお願い致します。
 
 
 
 

Nutanix .NEXT 2019 速報(その1)

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日は2019年5月7~9日の日程でアナハイムで開催中のNutanix .NEXT 2019のキーノートセッションでの内容をお伝えしたいと思います。

 

内容は多岐にわたるため、何回かに分けてお伝えいたします。

 

1.Nutanixは今年で10年目

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今年で10周年を迎えるNutanixですが、まず初めにこの10年で古くからご利用のお客様が壇上に上がり10周年をお祝いをしていましたが、日本ではTISさんが壇上に上がられておりました。

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この10年間を振り返る内容のTwitterやラボの風景が紹介されていました。さらに、10年もの間で、この時代はまだAOSのみで展開していた時期になります。3つのD(Data / Design / Delivery)が大きく変わったことを紹介していましたが、当時は3Tier構成からハイパーコンバージドへの変換で、仮想のワークロードをSANの環境からHCIへの変えていく活動を主にしていたのですが、システムの完成度は高くない状況でした。

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またUIについても現状のものと比べると非常にシンプルなもので、今では当たり前の1クリックでのデプロイはまだまだ実現するレベルには至っていないとのことでした。

2.マルチハイパーバイザーをサポートしての用途が多くなってきた

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今までVMwareのみでのサポートから、AHVやMicrosoftのハイパーバイザーのサポートをすることで、災害対策(DR)やデータ保護、メトロクラスタなどがサポートされて、特定の技術やロケーションに縛られることがなくなり、HCI市場が盛り上がるきっかけになっています。

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2015年くらいからAHVやPrismが登場して今まで仮想のワークロードのみで動かしていたNutanixがEnterprise Cloudの変革になるきっかけがここから出てきており、コンピュートとストレージが一体化したものから、コンピュートのみでもNutanixを使えるようになったのがこの時期になっています。

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この頃からNutanixの純正以外のメーカーでDELLやLenovoが出てきた時期になっています。

.オンプレミスだけでなくクラウドにも対応

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2015年から2018年にかけてNutanixはアプリケーションの自動化やマルチクラウド対応を行ってきており、オンプレミスだけでなくオフプレミスにも対応してきました。

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f:id:t_komiya:20190509051742j:plainマイクロセグメンテーションのようなことに数日間も作業に時間を取られるようなものではなく、Flowのように1クリックでシンプルでセキュリティポリシーも適用できるようなインフラのデプロイが実現されて、インフラの管理に時間をかけないもので価値を提供してきています。現在のEssentialsにあたるソリューションはまさにそのレイヤーをサポートしているものになっています。

.Enterpriseレベルのソリューションに関して

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今後はAI/IoTなどの利用も含めて、格納されるデータも様々なものになってきており、従来の構造化されたデータのみではなく、非構造化データにも対応していく必要があります。そのため、今回オブジェクトストレージにあたるBucketsがリリースされました。実際には開発コンセプトを変更したこともあり、リリースに半年くらい遅れて出てきたものの、プラットフォームとしては、マイクロサービス化されたものとしてリリースされているようです。

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CalmのBlueprintにおいても、作成したBlueprintをMarketplace上で共有できたり、エコシステムの対応も増えてきて、さらに使い勝手がよくなってきています。

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UIの面については、Prismの画面の改良(AOS5.9以降)もありますが、DaaSプラットフォームのFrameなどはUIだけでなく、プラットフォームの改良も含めてのアナウンスがありました。

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今回のFrameの対応については、NutanixのAHVへのプラットフォームの追加です。Nutanixのコンセプトは1クリックでの展開もさることながら、セキュアなVDI環境の提供やすぐに利用できるVDIサービスが売りになります。

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今回の対応により、1クリックでのプロビジョニングだけでなく、新たなVDIの環境も2分程度でデプロイ可能なデモも実施されておりました。今回の発表されたFrameについては、本日から利用可能であり、購入すればもう一つセットでライセンスが付いてくる(1+1)ようです。

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今後のNutanixの適用範囲について、データセンターが中心でビジネスをやってきていますが、今後はIoTなどの出現でEDGEコンピューティングにも対応していきます。また、ハードウェアについてもSoftware Choiceのモデルだけでなく、クラウド対応もあります。サービスの面においてもDRaaSだけでなく、今後はFaaS(Function as a Service)やOaaS(Operarions as a Service)に変わっていくようになります。

 

続きは続編の方で記載させて頂きます。

 

引き続きよろしくお願いします。