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SMB向けモデルThinkAgile HX2320/HX2321と小規模向けのバックアップ付き構成について


皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。

本日はSMB(中小企業)向けにリリースされたThinkAgile HX2320/HX2321および小規模構成についての説明をしたいと思います。

今回製品説明だけではブログとしては内容は少ないため、小規模向けのバックアップ付きの構成について追加で説明したいと思います。

まず、ThinkAgile HX2320/HX2321に関してですがUS時間の2/20にリリースされています。(製品ガイドはもう少し前からあります)

https://lenovopress.com/lp1027-lenovo-thinkagile-hx2320-appliance 

日本では後日正式に製品発表予定となっております。

1.ThinkAgile HX2320 / HX2321に関してf:id:t_komiya:20190225142007p:plain

以前からレノボのNutanixのラインナップをご存じの方は”あれ?”と思うかもしれません。レノボでSMBモデルとしては今まではThinkAgile HX2320-E / HX2720-EのXpressのライセンスが搭載していた2機種が存在しておりました。今回Xpressライセンスがなくなり、新モデルとしてHX2320/HX2321のモデルがリリースされています。

2U4Nのフォームファクターがなくなり1Uモデルのみとなりましたが、今まで認定ノードにラインナップされていなかったモデルにようやく認定ノードモデルが追加されました。

それでは、今回リリースされたThinkAgileHX2320/HX2321についてもう少し内容を見ていきたいと思います。

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ThinkAgileHX2320/HX2321についてはCPUも低スペックのCPU(Xeon Goldクラスまで)が選択可能になっています。また、HDDドライブについては3.5インチクラスのディスクが選択可能になっているため、パフォーマンスが低く容量が大きめのワークロードにちょうど良いため、バックオフィス系の用途に向いてます。

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1か月ほど前にアプライアンスと認定ノードの紹介のスライドにおいて、認定ノードでSMBモデルが「該当モデル」という記載になっておりましたが、ようやく製品が発表されて全ラインナップが埋まりました。

是非こちらのモデルもご検討下さい。

 

2.小規模バックアップ構成に関して

小規模構成でデータのバックアップを行う構成を組む場合どのように組むのか悩むところだと思います。バックアップサーバを別で購入してバックアップサーバとして使用するのは良いがNutanix以外のクラスタを組まなければならないし、Nutanixのクラスタの中で管理しようとするともう一つ別のクラスタを用意する必要があります。

今まであまりお話をしておりませんでしたが、ThinkAgile HX1520-R/ThinkAgile HX1521-Rというレプリケーションターゲット用というモデルがございます。こちらを利用したバックアップ構成についてお話したいと思います。

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 こちらのイメージを見て頂きたいのですが、SMBモデルのHX2320x3ノードでクラスタを構成します。そのバックアップ先としてHX1520-Rをシングルノードで構築します。この構成でバックアップをどのように取得するかということになりますが、NutanixのAsync DR(非同期DR)でそのまま設定してバックアップを取得することもできます。これであれば、Nutanixのライセンスの範囲内でバックアップが取得できますし、もちろんファイルレベルでもリストアは可能です。

ただし、この方法の場合はアプリケーションを特に意識したバックアップにはなっていないため、その点を考慮するとVeeamなどのサードパーティ製のバックアップソフトウェアなどを利用するのも良いと思います。Veeamを利用することで、バックアップソフトウェアの購入で費用はかかってしまうものの、例えばActive Directoryなどでユーザ単位でリストアしたり、データベースをテーブル単位でリストアすることも可能です。

 

3.2ノード構成に関して

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以前の記事で2ノード構成のお話をしたかと思いますが、その2ノード構成についてはWitnessサーバーの存在が欠かせないことをお伝えしました。(詳細は以下のURLにて)

http://blog.lenovojp.com/entry/2018/05/06/020320

このWitnessサーバーを構築するノードを別に設ける必要があったのですが、これをバックアップターゲットで実現するのはどうでしょうか?実際にバックアップターゲットのノードにおいてたくさんの仮想マシンを動作させることは基本は想定されておりません。しかしながら、ThinkAgile HX1520-Rについては12コアまでCPUを選択可能になっていることから、CVM以外の仮想マシンをインストールすることは可能です。そのため、Witnessサーバーをインストールして、2ノードのクラスタを監視するように設定して、小規模構成も実現できます。

Nutanixで管理されていないノードを用意することなく、Nutanixの管理下ですべてが完結する構成も良いかと思います。

 

一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

 

よろしくお願い致します。