LTN Blog 〜 Lenovo Technology Network 〜

レノボのソリューション・サーバー製品に関する技術情報、お役立ち情報をお届けします

Nutanix Files 3.5 機能紹介

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。

本日はNutanix Files 3.5の機能紹介をしたいと思います。

今回のFilesについては、いくつかの機能追加がされており、3TierストレージのNASと機能的には揃ってきましたが、マルチバイトの言語対応は未対応部分もあります。

では、機能の説明を行いたいと思います。

 

1.Nutanix Files 3.5の新機能

f:id:t_komiya:20190327224939p:plain

前回のFiles3.2のリリースでNFSv4が対応していましたが、今回はNFSv3が追加されました。またNFSについてもセルフサービスリストアがサポートされ、ファイルのリストアが簡単にできるようになりました。

変更ファイルのトラッキング(CFT)については、バックアップソフトウェア側の対応もありますので、すべてに利用できるものではありませんが、大容量のバックアップには非常に役立つ機能がサポートされています。

そのほかに暗号化対応とマルチバイト対応がありますが、こちらはAOSでの対応レベルの暗号化対応とNFSでのマルチバイトは現状未対応とのことです。

2. Nutanix Files 3.5の新機能 -Tech Preview-

f:id:t_komiya:20190327230019p:plain

次にTech Previewの機能についてご紹介いたします。

マルチプロトコルのサポート:こちらは一つのファイルをSMBおよびNFSの両方のプロトコルを利用してアクセスすることができる機能です。ただし、こちらはADを利用しない場合は管理者でユーザーマッピングする必要があるため注意が必要です。

Filesの利用状況の分析:こちらの機能はファイルサーバとしてユーザーの利用状況を監視するための機能になります。こちらの機能を有効すると分析データを保存するFSVMが新たにデプロイされます。主な内容としては、ユーザーとファイルの監査/利用状況を表示したダッシュボード/異常検知などが挙げられます。

3.Change File Tracking (CFT) の概要について

f:id:t_komiya:20190327231008p:plain

CFT(変更ファイルのトラッキング)については、ファイルの差分情報(スナップショット)を取得して、過去のスナップショットと現在のスナップショットの差分情報をファイルサーバーからデータを取得します。この時に、スナップショットの連携機能はあくまでバックアップソフトウェアとの互換性になりますので、対応ソフトウェアが必要となります。この対応によりバックアップウィンドウの削減で大きく貢献することになります。

.ファイル分析機能の概要について

f:id:t_komiya:20190327231439p:plain

f:id:t_komiya:20190327231506p:plain

機能紹介では一部しか説明しておりませんでしたが、主な内容はイメージの内容になります。利用状況を把握するためにPrismとの連携が必須になります。また異常アラートについてはポリシー設定も必要になります。画面イメージも合わせて載せておきます。

監査ログ機能は日本ではALOGなどがありますが、こちらのFilesにはオールインワンとしてくっついているイメージとなります。

.Files 3.5の仕様に関して

f:id:t_komiya:20190327232038p:plain

f:id:t_komiya:20190327232054p:plain

f:id:t_komiya:20190327232110p:plain

Files 3.5についての仕様をまとめております。AOSのバージョンについてはLTSの5.10.2が推奨バージョンになっているので安心して利用できます。また、FSVMは接続数によりスペックが異なりますので、十分注意して設定する必要があります。

また、容量や構成についてはライセンスにも関連するため、どのような用途で利用するのか?またアプライアンスモデル・認定ノード(Software Choice)などによっても異なります。(ライセンスに関しては今後記事で記載する予定です)

 

機能追加されたNutanix Files 3.5を是非ご利用してみてはいかがでしょうか。

 

以上、よろしくお願い致します。