LTN Blog 〜 Lenovo Technology Network 〜

レノボのソリューション・サーバー製品に関する技術情報、お役立ち情報をお届けします

Nutanix .NEXT 2019 速報(その2)

 
皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日は2019年5月7~9日の日程でアナハイムで開催中のNutanix .NEXT 2019のキーノートセッションでの内容(今回は第2編)をお伝えしたいと思います。
 
1.プラットフォームにHPE社の追加

f:id:t_komiya:20190509054744j:plain

登壇したのはHPE社のPhil Davis氏。今回のHPE社のプラットフォーム追加のメリットは何かという質問で、HPEのプラットフォームの信頼性やGreenLakeをベースとした、従量制課金での提供が挙げられます。Nutanixを提供していく上で、今後はオンプレ・オフプレをトータルで同一料金体系でできることのメリットをコメントしている。
2.プラットフォームのさらなる高速化

f:id:t_komiya:20190509055205j:plain

AOS5.11になり、システムの大容量化やプラットフォームの柔軟性に対応するために、様々な点で高速化のためにシステムを改良しています。

f:id:t_komiya:20190509063719j:plain

一つには、AES(Autonomous Extent Store)を導入することで、自律型のストレージにすることにより、従来のオールフラッシュ環境よりも最大2倍程度高速化を実現します。
.クラウドまでインビジブルに

f:id:t_komiya:20190509055857j:plain

今までのNutanixはプライベートクラウドの環境をインビジブルにすることで運用を簡素化してきましたが、今後はクラウドにもフォーカスを当てて1クリック化進めていきます。

f:id:t_komiya:20190509060053j:plain

Prism Pro : Ops
Calm : Automation
Files: Unstructured Data
Flow: Security
Era: Database Services
Xi Services: Cloud Services
上記のサービスを様々なロケーションやソリューションに対応することで、最大の価値の提供やお客様への最高の満足が提供できるようになります。今回Nutanixの各ソリューションにおける機能強化により、それが実現することができるようになります。
Nutanix Core / Essentialsについて

f:id:t_komiya:20190509060748j:plain

f:id:t_komiya:20190509063400j:plain

様々な機能が今までに機能強化してきましたが、今後も引き続き強化を続けていきます。AHVの導入の割合については、最新調査で40%になっています。最新のテクノロジーの対応としては、SAP HANAへの対応やOracle, PostgreSQLなどの対応(Era)だけでなく、データレークやAIなども挙げられます。それ以外にもMEDITECHへの対応などが最近のトレンドとして増えてきています。

f:id:t_komiya:20190509064105j:plain

また、コンテナ(Karbon)の対応などもあります。コンテナについてはDockerベースでの対応で当初考えられていたのが、kubernateベースに変わったことによりロードマップを急遽変えなければならない話がありましたが、こちらのソリューションを対応することにより、Nutanixのソリューションをマイクロサービスでの提供ができるようになりプロビジョニングが5分で終了し、自動化されたコンテナ環境ができる上に、統合管理を実現します。

f:id:t_komiya:20190509064606j:plain

f:id:t_komiya:20190509070206j:plain

Filesについては、従来のファイルサーバー機能に加えて、分析機能がTechPreviewでサポートしました。こちらにより、特定ユーザーのファイルアクセスなどのユーザー監査機能のサポート、ファイルの使用期間なども確認することができるようになっております。

f:id:t_komiya:20190509064648j:plain

 
オブジェクトストレージについてはS3準拠のAPIをサポートしており、現状でも12ノードで1PBを提供できるようなプラットフォームが提供可能です。
5Mine

f:id:t_komiya:20190509065407j:plain

f:id:t_komiya:20190509065931j:plain

f:id:t_komiya:20190509070300j:plain

f:id:t_komiya:20190509070350j:plain

今回の新規機能の一つにMineがあります。この機能はクラウドにおけるデータマネージメントを提供する機能になります。はじめはバックアップソフトウェアのVeeamとタイアップして1クリックでのデータ管理を実現します。製品で例えると、Cohesityのようなセカンダリストレージに近いものになります。この機能の開発には約1年の期間を要しています。これを利用することでアーカイブ機能なども提供できるようになり、Nutanixの中に格納されているすべてのデータを有効利用することができます。

.自律型データセンターの実現  

f:id:t_komiya:20190509073020j:plain今後データセンターに求められるもの、それは自動化よりも自律化になります。自動車なので、目的地まで自動的に移動して戻ってくるというものが出来上がっているように、データセンターでも自律型のソリューションが必要となってきております。ボトルネックになる前にまず手を打っておかなければならないこともあると思います。以前こちらのブログでも紹介したテレメトリ―などはその内容の一つだと思います。

f:id:t_komiya:20190509073136j:plain

f:id:t_komiya:20190509073556j:plain

それをNutanixでは、Calm/Flow + Beam Compliance/Prism Proのセットで実現します。
こちらのブログでも紹介しましたが、Beamではマルチクラウド上での最適化やガバナンスを管理するソリューションです。Flowで設定したセキュリティポリシーに準拠しない仮想マシンなどを可視化したり、必要に応じて隔離するなどの対策を施すことができます。(デモもありました) 

f:id:t_komiya:20190509094750j:plain

FlowベースでのEpochの可視化もできるようになっています。ADの統合もできていますし、開発環境から本番環境への移行にポリシー変更で移行できます。

f:id:t_komiya:20190509095048j:plain

f:id:t_komiya:20190509095142j:plain

もう一つの利用シーンとして、例えばデータベースを利用していてバッチ処理でリソースが高くなり、明らかにデータベースのリソースを追加しなければならないケースでPrism Proiでオペレーションの自動化として、X-Playが最新のAOSから対応できるようになっています。アプリケーションの監視も行うながら、トラブル対応も行う自律型のシステムにより、管理者がもっと楽になるようなシステムを提供できるようになりました。 

f:id:t_komiya:20190509095938j:plain

f:id:t_komiya:20190509100020j:plain



 
 
その3の内容でクラウド関連の内容をお伝えしたいと思います。
 
よろしくお願い致します。