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Prism Proに関して理解してみよう!(その1)

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日は1年ぶりにPrism Proのお話をしたいと思います。(内容については2回に分けてご紹介します)

前回Prism Proを取り上げた際は、Prism Centralと合わせてお話したこともあり、Prism Proの機能にフォーカスした紹介ができなかったこともあり、今回は前回お話できなかったことを内容に盛り込みたいと思います。

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また、Prism Proについては5月の.NEXT においてもIntelligent Opmizationで今後機能として盛り込まれるものありますので、是非注目しておく必要があるかと思います。

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1.Prism Proでできること

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前回の紹介時は以下の内容をPrism Proでできるとご紹介しましたが、それ以外にも対応している機能があります。

・キャパシティプランニングと将来予測

・ジャストインタイム予測

・カスタマイズ可能なダッシュボード

・実行可能な結果で検索

・レポート機能(今回追加)

・動的モニタリング(今回追加)

・リソースが無駄な仮想マシンを見つけて適切なリソースに(今回追加)

・複数クラスタのアップグレード(今回追加)

今回は画面イメージも含めてご紹介します。

2.Prism Proについて

Prism Proは、Nutanix環境を管理するための高度な分析とインテリジェントな洞察を提供する一連の 機能です。これらの機能には、パフォーマンス異常の検出、キャパシティプランニング、カスタム ダッシュボード、レポート作成、および高度な検索機能が含まれます。Prism Central内でロックを 解除するには、Prism Pro機能セットのライセンスを取得します。

・ライセンス

Prism Proは年間サブスクリプションを通じてノードごとに利用できます。Prism Proの機能が有効になっているPrism Centralインスタンスによって管理されるすべてのノードにライセンスが必要

カスタマイズ可能な運用ダッシュボード

カスタムダッシュボード機能を使用すると、ウィジェットのコレクションに基づいてダッシュボードを構築できます。画面にウィジェットを配置して、自分に最適な環境へのビューを正確に作成できます。

ダッシュボードのコンテンツは、単一のウィジェットからウィジェットでいっぱいの画面までさまざまです。Prism Proはデフォルトのダッシュボードが付属しているため、容量、正常性、パフォーマンス、およびアラートのビューが表示されます。

Prism Proはダッシュボードに追加できるいくつかの固定およびカスタマイズ可能なウィジェットが 含まれています。カスタマイズ可能なウィジェットを使用すると、トップリスト、アラート、および 分析を表示できます。

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f:id:t_komiya:20190705235144p:plainスタムダッシュボード機能を使用するとデータに重点​​を置いたダッシュボードなど、複数のダッシュ ボードを作成できます。組織は、さまざまな物理的なサイト、ビジネスユニット、管理者、またはその他の さまざまな機能に対して別々のダッシュボードを作成できます。

3.レポート機能

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Prism Proのレポート機能を使用すると、スケジュール済みレポートと必要に応じてレポートの両方を作成できます。Prism Proには、カスタマイズ可能な定義済みレポートのセットが含まれています。 または、組み込みのWYSIWYGエディタを使用して新しいレポートを作成できます。エディタで、 データポイントを選択し、それらを目的のレイアウトに配置してレポートを作成します。レポート内でグループ化する機能により、特定のデータポイントの全体像を把握したり、クラスターごとに エンティティを見たりすることができます。

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Report機能はウィザードを利用して項目を選択できるようになっています。カスタマイズ項目でグラフ表示などやメトリクス表示を行うことができ、CPU・メモリ・ストレージなどの項目から、レポートする項目を選択してまとめることも可能です。

週次のレポートを求められる運用管理者の方にはオススメの機能になります。

4.動的モニタリング

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動的モニタリングはX-FITのテクノロジを利用したVMの振る舞いを学習して、VMレベルのリソース監視を構築します。システムは各VMの動作を学習し、そのVMに割り当てられている各リソースのパフォーマンスベースラインとして動的しきい値を設定します。各リソースチャートは、青い影付き範囲としてベースラインを表します。VMの特定のデータポイントがベースラインの範囲外(上限または下限)に外れた場合、システムは異常を検出してアラートを生成します。異常は、簡単に参照して追跡できるようにパフォーマンスチャートに記載されています。

データポイントの異常な結果が長期にわたって続く場合、システムはVMの新しい動作を学習し、そのリソースのベースラインを調整します。振る舞いを学習することにより、Prism Proを介して配信されるパフォーマンスレポートは、組織がワークロードをよりよく理解し、従来の静的なしきい値監視では検出できなかった問題についての早期知識を得るのに役立ちます。

5.キャパシティランウェイ

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キャパシティプランニングは3つのリソースバケット(ストレージ容量、CPU、およびメモリ)からの消費されているところを焦点を当てています。キャパシティ結果は、キャパシティメトリックの過去の消費量と推定されるキャパシティランウェイを示すチャートとして示されます。キャパシティランウェイは、リソース項目が完全に消費されるまでの残り日数です。Nutanix X-FITアルゴリズムは履歴データに基づいて容量計算を実行します。Prism Proは最初に各Prism インスタンスからの90日間の履歴データを使用してから、計算に使用する追加データを収集し続けます。Prism ProはPrismよりも長い容量データポイントを保持するため、組織はより大きなデータサンプルを分析に利用できます。

X-FITの方式は、残りのランウェイの日数の計算において、消費されたリソースとシステムが追加の金額を消費する割合を考慮します。ストレージの計算では、ライブでの使用量、システム使用量、予約済み容量、およびスナップショット容量をランウェイの計算に含めます。ストレージキャパシティランウェイはコンテナを認識しているため、異なる速度で成長している複数のコンテナーが単一のストレージ・プールを消費するときに容量を計算できます。コンテナの認識により、X-FITはより正確なランウェイの推定値を作成することができます。

 

Prism Proの1回目の記事はここまでとさせて頂きます。

 

よろしくお願い致します。