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Nutanixで利用可能なCLI(Command Line Interface)を覚えてみよう!

皆さん、こんにちは レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 小宮です。本日はNutanixで利用可能なCLI(Command Line Interface)についてご説明しようと思います。

 

普段Nutanixを運用する場合、Prismを利用して操作を行いますが、コマンドなどで自動化したい人などはどうしてもCLIが必要になります。実際にNutanixには複数CLIのインタフェースが用意されており、運用者の使い勝手で選ぶことも可能です。

CLIに対する使い方も含めてご説明したいと思います。

1.Nutanixで利用可能なCLIについて

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主に3つのCLIが用意されています。

・nCLI(Nutanix CLI):Nutanixのクラスタ(AOS)に対してコマンドで操作できます。主にクラスタやコンテナの情報の参照・設定などを行うときに利用します。(利用する場合はJREのインストールが必須になります)

・aCLI(Acropolis CLI):AHVのハイパーバイザーに対してコマンドで操作できます。仮想マシンや仮想ネットワークおよびイメージやサービスに関する内容を設定・変更するときに利用します。

・PowerShell Cmdlets:Nutanixのクラスタに対してコマンドで操作できます。nCLIと同様の操作が可能です。(利用する場合は、Windows環境が必須になります)

 

また、CLIを利用する場合はCVMなどに直接ログインすることで利用することは可能ですが、root権限でオペレーションしてシステムをおかしくすることも考えられます。そのため、どうしても利用する場合は、リモートの端末に必要なツールをインストールして利用することをお薦めします。

aCLIについては、AHVにログインせずCVM経由でSSHでログインするで利用可能です。【192.168.5.1のアドレスでrootでログインすることで利用します】

コマンドラインでシステム停止もできますが、コマンドの打ち間違いで正常終了しないようなオペレーションしないためにも、通常はPrismでのオペレーションをお願いします。

2.Nutanix Command Line Interface (nCLI)について

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Nutanixコマンドラインインターフェース(nCLI)を使用すると、次のいずれかのマシンからNutanixクラスターに対してシステム管理コマンドを実行できます。

  • ローカルマシン(推奨)
  • クラスタ内の任意のコントローラVM

ローカルマシンへのインストールを推奨しているのは、CVMに対してログインせずにIPアドレスなどの引数で操作ができます。これにより、クラスター全体にローカルマシンから操作できるようになります。

3.nCLIのインストール

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1.ローカルマシンから利用するJava Runtime Environment(JRE)のバージョンが5.0以上であることを確認最新版はこちら(http://www.java.com/en/download/installed.jsp)からダウンロード可能です


2.nCLIをダウンロードします
・Nutanix Webコンソールに接続します
・コンソール上部のユーザーアイコンをクリックし、[Download nCLI]を選択
・ローカルマシンにインストールします


3.Windowsの%PATH%またはLinuxの$ PATH環境変数を設定します
・ncliディレクトリ(例:c:\ncli)
・JRE binディレクトリ(例:c:\ProgramFiles\Java\jrexxxx\bin)

4.ローカルマシンからnCLIセッションを開始

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ローカルマシンへのnCLIのインストール手順に従って、ローカルシステムにnCLIをインストールします

1.ローカルマシンでコマンドプロンプトを開きます(Linuxの場合はbash、Windowsの場合はCMDなど)

2.コマンドプロンプトで、次のいずれかのコマンドを使用してnCLIを起動します

lncli -s management_ip_addr -u ' username ' -p ' user_password ‘ この場合、コンソールにパスワードが表示されます

lncli -s management_ip_addr -u ' ユーザー名 ' –p この場合、パスワードを指定するように求められます

3.management_ip_addrをクラスタ内のNutanixコントローラVMのIPアドレスに置き換えます

4.usernameユーザーの名前に置き換えます(指定されていない場合、デフォルトはadminです)

5.(オプション)user_passwordをユーザーのパスワードに置き換えます

 

 

コマンドフォーマット・埋め込みのヘルプ

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コマンドフォーマットおよび埋め込みのヘルプについては、スライドの内容をご確認下さい。

Acropolis Command-Line Interface (aCLI)

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Acropolisは、ホスト、ネットワーク、スナップショット、VMを管理するためのコマンドライン インターフェースを提供します

Acropolis CLIへのアクセス

Acropolis CLIにアクセスするには、SSHでクラスター内のController VMにログオンacliし、シェルプロンプトで入力

Acropolis CLIを終了してシェルに戻るには、<acropolis>プロンプトでexitと入力します

PowerShell Cmdlets

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Nutanixはクラスターと対話するためのPowerShellのCmdletsを提供しています

CmdletsはNutanix クラスターからダウンロードされ、Windowsマシンにインストールされます。Cmdletsがインストールされたら、Nutanix CmdletsをクリックするとデスクトップのショートカットがロードされNutanix CmdletsがPowerShellウィンドウで起動します

PowerShell Cmdletsのインストール

利用する

PowerShellバージョン2以降および.NET Framework 4.0をワークステーションにインストールします

1.Nutanix Webコンソールにサインイン

2.Webコンソールの右上隅にあるユーザーアイコンをクリックして、 [Download Cmdlets Installer]を選択

3.インストーラのダウンロードが完了したら、インストーラをダブルクリックして プロンプトに従います。コマンドレットがインストールされ、デスクトップショート カットNutanix Cmdletsが作成されます。ショートカットをダブルクリックして、Nutanix CmdletsがロードされたPowerShellウィンドウを起動します。

PowerShell Cmdletsの使用方法

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クラスタ接続について

コマンドを実行する前に、セッションを1つ以上のNutanixクラスタに接続する必要があります

> Connect-NutanixCluster -Server cluster_ip_address -UserName admin_username ` -Password admin_password

  • cluster_ip_addressをクラスターの仮想IPアドレスまたはコントローラーVMのIPアドレスに置き換えます
  • 置き換えadmin_usernameニュータニックスのユーザー名(通常でadmin)
  • admin_passwordをNutanixのユーザーパスワードに置き換えます

複数のConnect-NutanixClusterステートメントを使用して複数のクラスターに接続します。セッションが複数の クラスターに接続されている場合は、他のコマンドレットのServerパラメーターを使用してコマンドを実行するための クラスターを指定します

接続されているクラスターから切断するには、切断元のサーバーのIPアドレスを指定してDisconnect-NutanixClusterを実行します

 

接続クラスタ情報

セッションで接続しているクラスターの詳細を取得するには、Get-NutanixClusterコマンドレットを実行します 複数のクラスターに接続されている場合は、接続されているクラスターごとに同じ出力を取得するように実行できますGet-NutanixCluster -Server cvm_ip_addr

 

Cmdletsバージョン情報

実行しているコマンドレットのバージョン詳細を取得するには、Get-NutanixCmdletsInfoのCmdletsを実行します

 

Nutanixの環境を自動化したい人は利用方法に気をつけながら是非使ってみてください。

 

以上、よろしくお願い致します。